Pauperにおけるトロンの長所と短所
2017年1月3日 Magic: The Gathering 長所なんかない。次の引きで欲しいのが引ける人だけやってろ。
短所。回らない。これに尽きる。リーグ二回やって(また2-3)、納得いかずサンプルハンドで100回ほど初手とワンマリガンを繰り返してようやく理解したこと。
それはマリガン率の異様なまでの高さである。三割はトロンというデッキにおいて許容できるものではなく、またマリガン後のハンドの土地の少なさがすさまじい。よくこれでリーグ5-0してる人いるなと感心する。初手の土地一以下の率が三割を超え、当然ワンマリ後のハンドの土地一以下も三割を超える。これではとてもキープできない。少ない枚数もキャントリップがあるから、とキープせざるをえない。そしてそれでは通用しない。テンポが悪すぎる。親和、ストンピィ、デルバー系、呪禁、バーン、いずれもそのキープではなすすべなく負けると思う。
土地2枚あればキープではなかろうかと思っていたが、まず間違い。というか、デッキが不完全でパーツが足りない。トロンを揃えるカードがない。マップのみでは無理である。
トロンが揃わない。これに尽きる。色マナもでない。トロンが揃わないとなにもできないに等しい。その上マナスクリューに陥りやすいくせに、中長期にゲームが渡るとマナフラッドをする。それも頻繁にだ。緩和のための墓地回収の土地も死ぬほどテンポが悪く、はっきりいって使えない。
キャントリップが重い。彩色の星なんかは1マナではなく2マナのカードで、それで目的の土地、古の活性だかなんだかや、撃ちたい有色の火力、チェイナー、防御円などを引くことに賭ける形に頻繁に陥る。ただ2マナでカードを一枚引くだけなら、定業や思案がせっかく使えるのだからそちらのほうが百倍強い。
そしてなにより、カウンターにあまりにも脆い。1ターンに1アクションしかほとんど取れない関係上(トロンが成立してさえだ)、2マナ立てて動く青単デルバー、流行りの青黒フリッカー、もちろん青黒コンには手も足も出なく負けることが多い(でなければ意味のない大勝である)。単体除去もびっくりするほど刺さる。匪賊一枚弾かれるとハンドが空、というケースもざら。熟考頼みなので、引かないときはもちろん、カウンター一枚でなにもできず負けになってしまうこと多々である。
よって、ファングレンの匪賊を入れた最近のタイプは論外。言ってしまうがデッキ未満である。
これを解消するには土地を増やし、フラッドの受けに強いカードを入れるしかない。なぜか金魚で未だにジェスカイドレイクとか名前のついてるカウンターを入れたタイプがこの問題を解消していると思う。
ただ、カウンターなどインスタントにこだわらなくとも、今のファングレンの匪賊入りの形も、古の活性を定業、思案に変え、青マナ赤マナの出る土地を素直に入れてかつ攻めに使える匪賊やウラモグの破壊者をそのままの形もありだと思う。匪賊は親和に強いという性質があり、これは重いカードの中では素晴らしい性能の一つなので、検討の余地はあるように思う。記憶の壁ももちろん強いが、よりアグロのカードを多めに取る形もありではなかろうか。破壊者を3枚以上取るとかね。
なんにせよ今の形のトロンは封印。新カードが参入するまで以後Pauperのリーグでは使わない(1月で終わるリーグではなく以後ずっと)。何回も何回も繰り返しになるが、次に目的のカードを引けば回る、というようなのは大嫌いで、デッキではないと思っている。そしてPauperのトロンはそういう、言いたくはないが右手デッキだ。回したくはない。なにより、それなら呪禁のほうが強い。むしろより安定しているまである。これもPauperトロンの弱さなんだが、揃っても弱いんだよ。トロン揃えて、じゃあなにがしたいんだ、となる。
おしまい。ちゃんちゃん。
短所。回らない。これに尽きる。リーグ二回やって(また2-3)、納得いかずサンプルハンドで100回ほど初手とワンマリガンを繰り返してようやく理解したこと。
それはマリガン率の異様なまでの高さである。三割はトロンというデッキにおいて許容できるものではなく、またマリガン後のハンドの土地の少なさがすさまじい。よくこれでリーグ5-0してる人いるなと感心する。初手の土地一以下の率が三割を超え、当然ワンマリ後のハンドの土地一以下も三割を超える。これではとてもキープできない。少ない枚数もキャントリップがあるから、とキープせざるをえない。そしてそれでは通用しない。テンポが悪すぎる。親和、ストンピィ、デルバー系、呪禁、バーン、いずれもそのキープではなすすべなく負けると思う。
土地2枚あればキープではなかろうかと思っていたが、まず間違い。というか、デッキが不完全でパーツが足りない。トロンを揃えるカードがない。マップのみでは無理である。
トロンが揃わない。これに尽きる。色マナもでない。トロンが揃わないとなにもできないに等しい。その上マナスクリューに陥りやすいくせに、中長期にゲームが渡るとマナフラッドをする。それも頻繁にだ。緩和のための墓地回収の土地も死ぬほどテンポが悪く、はっきりいって使えない。
キャントリップが重い。彩色の星なんかは1マナではなく2マナのカードで、それで目的の土地、古の活性だかなんだかや、撃ちたい有色の火力、チェイナー、防御円などを引くことに賭ける形に頻繁に陥る。ただ2マナでカードを一枚引くだけなら、定業や思案がせっかく使えるのだからそちらのほうが百倍強い。
そしてなにより、カウンターにあまりにも脆い。1ターンに1アクションしかほとんど取れない関係上(トロンが成立してさえだ)、2マナ立てて動く青単デルバー、流行りの青黒フリッカー、もちろん青黒コンには手も足も出なく負けることが多い(でなければ意味のない大勝である)。単体除去もびっくりするほど刺さる。匪賊一枚弾かれるとハンドが空、というケースもざら。熟考頼みなので、引かないときはもちろん、カウンター一枚でなにもできず負けになってしまうこと多々である。
よって、ファングレンの匪賊を入れた最近のタイプは論外。言ってしまうがデッキ未満である。
これを解消するには土地を増やし、フラッドの受けに強いカードを入れるしかない。なぜか金魚で未だにジェスカイドレイクとか名前のついてるカウンターを入れたタイプがこの問題を解消していると思う。
ただ、カウンターなどインスタントにこだわらなくとも、今のファングレンの匪賊入りの形も、古の活性を定業、思案に変え、青マナ赤マナの出る土地を素直に入れてかつ攻めに使える匪賊やウラモグの破壊者をそのままの形もありだと思う。匪賊は親和に強いという性質があり、これは重いカードの中では素晴らしい性能の一つなので、検討の余地はあるように思う。記憶の壁ももちろん強いが、よりアグロのカードを多めに取る形もありではなかろうか。破壊者を3枚以上取るとかね。
なんにせよ今の形のトロンは封印。新カードが参入するまで以後Pauperのリーグでは使わない(1月で終わるリーグではなく以後ずっと)。何回も何回も繰り返しになるが、次に目的のカードを引けば回る、というようなのは大嫌いで、デッキではないと思っている。そしてPauperのトロンはそういう、言いたくはないが右手デッキだ。回したくはない。なにより、それなら呪禁のほうが強い。むしろより安定しているまである。これもPauperトロンの弱さなんだが、揃っても弱いんだよ。トロン揃えて、じゃあなにがしたいんだ、となる。
おしまい。ちゃんちゃん。
コメント